専用サーバーの性能を判断するには大きく分けて以下の2つがあります。 |
【回線のパフォーマンス】 |
主にバックボーン回線、データセンター内のネットワークがある。
一般的に大容量ほど速度が速く、高速なレスポンスが得られる。
多くの事業者で容量を公開しているが、単純に比較はしないほうがよい。 |
【サーバーのハードウェア】 |
CPU、メモリ、ハードディスクなどサーバーを構成する部品。
一般的に高額なものほど処理速度が速く、よりアクセス数の多いサイト、
CGI、データベースなどスクリプトを多用するサイトに対応出来る。 |
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・バックボーン回線
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多くの事業者サイトで「1Gbps」など具体的な数値で公開されています。
通常は「大容量=高速」となりますが、回線を利用しているユーザ数や、ユーザの使用量
などによって実際の速度は異なってきます。 |
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また、回線にトラブルが発生した場合の為、他の回線を使用出来るような複数の回線で構成
されているネットワークが好ましいと言えます。 |
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ISP:インターネットサービスプロバイダ
IX:インターネット・エクスチェンジ |
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・データセンター内ネットワーク
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通常はデータセンター内でハブを介し、サーバーをLANで接続しています。
事業者サイトで「10Mbps共有」、「100Mbps専有」などと記述されている場合があります。 |
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「10Mbps共有」は10Mbpsを数台〜数十台で共有。
「100Mbps専有」は100Mbpsを1台で専有となります。 |
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「専有」は他のサーバーの影響を受けにくく、高いパフォーマンスが期待出来ますが、
事業者側にとっては贅沢な設置方法となり、月額費用が高額になる傾向があります。 |
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下表はレンタルサーバーの各ハードウェアの概要です。比較の際に参考にしてください。 |
CPU |
【中央演算処理装置】
サーバー内の各装置の制御やデータの計算、加工を行なう心臓部。2大メーカーの「Intel」と「AMD」が市場を独占し、互換プロセッサも存在する。高性能なものほど処理速度が高速となる。 |
メモリ |
【主記憶装置】
ハードディスクからCPUへデータを受け渡す役割を担う。大手メーカーのものや無メーカーのものがあるが、通常事業者側で公開はしていない。メモリには数種類の規格があり、こちらも高額(高性能)になるほど処理速度は向上する。 |
ハードディスク |
【外部記憶装置】
サーバー内の各種データを保存する記憶装置。数社ある大手メーカー製のものを採用することが多い。IDE(ATA)と高速なSCSIがあり、高額なほど読み込み、書き込み速度が高速になる。専用サーバーに搭載されるハードディスクの容量は通常、数十GB〜数百GBくらいのものが採用されている。 |
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