専用サーバーをレンタルするには通常、以下の2つの料金が必要となります。 |
【初期費用】 |
レンタル契約時にのみ発生する設置費、設定費など。 |
【月額費用】 |
1ヶ月単位(毎月)発生するレンタル料金。 |
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事業者側では「設置費」、「設定費」としているところが多いようです。
専用サーバーの契約後は、まるごと1台のサーバーを用意することになりますので通常は
1台分のハードウェア価格が必要となります。
サーバーには事業者、プランによってメーカー製のものを採用したり、CPUやメモリを個別に用意し、
自作されたオリジナルマシンを採用しているところもあります。
CPU、メモリ、ハードディスクなどのハードウェアは市場での価格変動が激しく、
各料金にも大きく影響を及ぼします。
特に初期費用はハードウェア価格が反映されやすく、数ヶ月ごとに料金が見直されることが
よくあります。(料金は据え置きでも、ハードウェアのスペックが変更されることがあります)
多くの事業者で
【初回の入金額】 = 【初期費用】 + 【1ヶ月分の月額費用(前払い分・日割の場合もあり)】
としているところが多いようです。
また、数ヵ年の契約を前提にした場合や、月額費用を上げることで初期費用を低く抑えたプランもあります。 |
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事業者側でサーバーを維持する為の費用となり、以下のものがあります。
・管理する為の人件費
・データセンター内の電気設備、空調等の光熱費
他にも各設備投資やサポート費などがあります。
各プランの月額費用の違いは主に以下のものがあげられます。
・ハードウェアの違いによるもの。(※)
・回線(バックボーン、専有、共有など)の違いによるもの
※CPUをデュアル(2個)装備したものや、ハードディスクを2台搭載したものなどは消費電力、
発熱量も大きく月額費用は高くなります。
月額費用の各価格帯の特徴、薦められる使用用途は下表を参考にしてください。 |
月額費用 |
価格帯の特徴、勧められる使用用途 |
\5,000〜\10,000 |
小規模、少アクセスのサイト運営を想定した主に個人向けサービスの多い価格帯。ディスク容量が少なかったり、利用制限があったりするので確認が必要。 |
\10,000〜\20,000 |
最も競争の激しい低価格帯。専用サーバーとして必要なパフォーマンスが期待でき、比較的大規模なサイト運営も可能。 |
\20,000〜\30,000 |
数千〜数万人規模の会員を抱えるポータルサイト、コミニティサイトなどはこの価格帯から検討したい。こちらも各事業者がしのぎを削る価格帯。 |
\30,000〜\50,000 |
動画、音楽などの配信サイトやショッピングモール運営などはこの価格帯がお勧め。最高のパフォーマンスが期待出来る。 |
\50,000以上 |
特別な使用用途で検討したい。1台に高額な月額費用を支払うことを考えると、同一ドメインでの複数台契約も考えられる。 |
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