【ROOT権限】 |
OSに関する全機能を利用出来る管理者権限です。
ROOT権限がユーザー側に提供されている場合、ユーザー側でOSの各設定、ソフトのインストール、メールアドレスの作成など、ほとんど全ての設定が可能となります。
同時にセキュリティに関しては、基本的にユーザー側で管理することになります。 |
【管理ツール】 |
ブラウザ上からOSや各種サービスの設定が行えるソフトです。
この管理ツールがない場合、コマンドラインからの操作となり、Linuxなどの知識が必要となります。
管理ツールにはWebサーバーやメールサーバーのみを設定出来る簡単なものから、数十〜数百のドメインを管理出来る高度なものまで数種類があります。 |
【領域の再販】 |
契約者以外の第三者へ専用サーバーのディスクスペースを貸し出したり、販売したりすることです。
主な再販利用は共用レンタルとしての貸し出しとなりますが、各種サービスの設定、セキュリティ面等、Linuxなどの高度な知識が必要となります。 |
【ハウジング】 |
ユーザー側で用意したサーバーをレンタル事業者側の施設へ持ち込み、運用するサービス形態です。
事業者側は収容するラック、データセンター等、接続回線を提供します。
作成中のサイトが入ったサーバーなどを持ち込むことにより、そのままWebサイトとして運用したり、自由にハードウェアを構成できるなどのメリットがあります。 |
【RAID】 |
複数のハードディスクを組み合わせることにより、データの安全性確保や処理速度の向上を実現させた技術。
RAIDには数種類の構成があり、最も利用されるのはRAID1(ミラーリング)。
「RAID1」は2台のハードディスクを搭載し、常に2台に同じデータを書き込みます。
1台にトラブルが発生し、データが破損した場合、もう1台のハードディスクでそのまま停止することなく運用が可能です。 |
【転送量制限】 |
レンタル事業者側でデータの送受信の容量に制限を設けることです。
アクセス数の多いサイト、動画配信等のダウンロードサイトなど大規模なサイトほど転送量が多くなります。
制限がある場合でも、通常は専用では共用よりもはるかに多くの転送が可能となっています。
また、無制限となっている場合でも、「特別な規定はありません」ということであり、「どんなに多くの送受信量でもOK」ということではないことに注意してください。 |
【データセンター】 |
専用サーバーを収容する為の無停電電源装置、各種セキュリティ機器など特殊な設備を備えた建物。
レンタル事業者によって、自社で所有している場合と、データセンターのスペースをレンタル契約し、ユーザーに提供しているものがあります。
ハウジングサービスなど一部の利用者以外のユーザーは通常、データセンターへの入室は出来ません。 |
【バックボーン】 |
通常、専用サーバーが設置されているデータセンターからインターネットまでの回線はレンタル事業者が所有しているわけではなく、NTTなどの通信事業者の回線を利用して接続されています。
主にプロバイダと他のプロバイダ間などを結ぶ大容量の基幹となる回線がバックボーンで、レスポンスにも大きく関わってきます。 |